ベリーダンス 初心者 ステップを楽しく学び、次のステージへ進もうとしている女性の後ろ姿

【意外と知らない】初心者がつまずくベリーダンスの基本ステップとは?

「ベリーダンスを始めたいけど、ステップが難しそう…」そんなふうに感じたことはありませんか?教室に通う前に、少しだけ自分で練習してみたい。でも、何から始めればいいのかわからず、最初の一歩が踏み出せない方はとても多いんです。

私も最初は、ステップの名前すらピンとこなくて、どう動けばいいのかまったくわかりませんでした。でも大丈夫。ベリーダンスは、基本を一つずつ覚えていけば、誰でも楽しく踊れるようになります。大切なのは「ゆっくり・やさしく・楽しく」始めることなんです。

このブログでは、ヒップドロップ・シミー・アンジュレーションなどの基本ステップを、初心者向けにわかりやすく紹介。おうち練習でも楽しく続けられるコツを、実例とともにお届けします。

まずは「ベリーダンスっておもしろい!」と感じることから始めてみませんか?きっとその一歩が、自信と笑顔につながっていきます。

1. ベリーダンス入門前の準備

ベリーダンス 初心者 ステップの準備をする女性。ヒップスカーフやTシャツ姿で自宅練習を始める様子

1-1. ベリーダンスとはどんなダンス?魅力と効果

ベリーダンスを始める前に、まず「どんなダンスなのか?」を知っておくことがとても大切です。
ベリーダンスは、お腹や腰、胸など、体の一部をやわらかく動かすダンスです。エジプトや中東の文化から生まれた踊りで、きらびやかな衣装やリズムに合わせて踊るのが特徴です。

初心者でも安心して始められる理由は、「動きがゆっくりでやさしいものが多い」から。
クラシックバレエのように飛んだり跳ねたりしないので、年齢に関係なく始めやすいのも魅力のひとつです。

さらに、ベリーダンスにはさまざまなスタイルがあります。たとえば…

  • オリエンタルスタイル:華やかで女性らしいスタイル。ステージでよく見られます。

  • トライバルスタイル:グループで踊ることが多く、衣装や音楽に民族っぽい要素があります。

  • ATS(アメリカン・トライバル・スタイル):アイコンタクトで踊る即興スタイル。

  • キャバレースタイルやジプシースタイルなど、衣装や音楽の雰囲気でガラリと変わります。

そしてなによりも大きな魅力は、「自己表現」と「癒し」の効果です。
骨盤まわりをやさしく動かすことで、インナーマッスルを使うので体幹が鍛えられ、姿勢も整ってきます。
シミーやアンジュレーションなどの動きをくり返すことで、体の中から温まり、気持ちまで前向きになります。

また、ヒップドロップやチェストサークル、スネイクアームズなどの基本ステップは、1つずつ分けて覚えていくので、最初から複雑な振付を覚える必要はありません。

「見ているだけで楽しそう」と感じていたベリーダンスを、自分が踊れるようになる。その達成感は、何歳になっても味わえるすばらしい体験です。

1-2. 自宅練習に必要なスペースと服装・小物

いざベリーダンスを始めるとき、まず気になるのが「どこで、なにを着て練習すればいいのか?」ということ。
じつは、自宅でも畳1枚ぶんほどのスペースがあればOK。リビングや寝室の一角で、十分にステップ練習ができます。

まず必要なのは、「動きやすい服装」と「腰まわりのアクセント」です。たとえば、

  • Tシャツにレギンス(パラレル脚が動きやすい)

  • お腹が少し見えるトップス(姿勢や骨盤の動きがチェックしやすい)

  • ヒップスカーフ(コインやビーズがついて音が鳴るもの)

この「ヒップスカーフ」がとても大切。腰を動かしたときに音が鳴るので、アイソレーションの動きが成功しているかを自分で確認しやすくなります。

また、アクセサリーとして「ジル/サガット(小さな指シンバル)」や「アサヤ(ステッキ)」、「イシスウイング」などを使う振付もありますが、最初はなくても大丈夫です。

音楽は、中東の打楽器「ダラブッカ」や「タブラ」のリズムに合わせるのが基本。
初心者には、ゆっくりめのベーシックな音源を選ぶのがおすすめです。

衣装が気になる方は、レッスン用の「ガラベーヤ(衣装)」も人気です。
ストンとしたワンピースタイプで着替えが簡単。しかも体のラインがきれいに見えるので、モチベーションも上がります。

最後に、自宅練習をするときに大切なのは「安全」です。
床がすべりやすいフローリングなら、滑り止めのヨガマットを敷いてもOK。
鏡があればベストですが、スマホの録画機能でも自分のフォームを確認できます。

「発表会(ハフラ)」や「ワークショップ(WS)」などに参加するためにも、まずは自分で楽しく練習する時間をつくることが大切。
誰かと比べる必要はありません。少しずつ、あなたの「ダンサーネーム」が似合う踊りが育っていきますよ。

関連記事:

【完全ガイド】ベリーダンス用ヒップスカーフの選び方と巻き方|失敗ゼロで華やかに魅せる!

2. ステップ練習の前に大切な「正しい姿勢」

ベリーダンス 初心者向けステップのための正しい姿勢を確認する女性ダンサーの横姿

2-1. 体を一直線に保つポイント

ベリーダンスを始めたばかりの頃、たくさんの初心者さんが「うまく動けない…」と感じます。
でもその多くは、ステップが難しいからではなく、姿勢が崩れているからなんです。

正しい姿勢を身につけるだけで、ヒップドロップやアンジュレーションなどの基本ステップが、グッとやりやすくなります。
逆に、姿勢がくずれていると、シミーやフィギュアエイトのような動きがぎこちなくなり、体にも負担がかかります。

では、ベリーダンスにおける「正しい姿勢」とはどんな状態なのでしょうか?

いちばん大切なのは、体を1本のまっすぐな柱のように保つことです。
頭のてっぺんからかかとまで、まるで糸で引っぱられているように立ちましょう。

ポイントはこの3つです。

  1. あごを軽く引き、頭を前に出さない

  2. 胸を軽く開き、肩はリラックス

  3. お腹はやさしく引き締めて、骨盤をまっすぐに立てる

これを意識すると、チェストサークルやショルダーシミーなどの上半身のステップが、スムーズに動き出します。

そしてもう一つ、**アイソレーション(体の一部だけを動かす技術)**を身につけるためにも、姿勢はとても重要です。

もし肩に力が入っていたり、背中が丸まっていたりすると、ヒップアタックやヒップサークルなどの動きがうまく伝わりません。

「動きが重たい」「なんか不自然…」と感じる時は、まず姿勢を整えるだけで、一気に解決することもよくあります。

ちなみに、ベーシックウォークやクロスウォークなど、**足を動かすステップ(トラベリングステップ)**でも、姿勢が安定していないとバランスが取りにくくなります。

ベリーダンスでは、見た目の美しさだけでなく、体の安全を守るうえでも正しい姿勢が欠かせないのです。

姿勢を意識しながら立つだけで、すでにあなたの中の「ダンサー」が目覚めはじめていますよ。

2-2. 骨盤・肩・重心の使い方

ベリーダンスの動きは、体を「かたまり」ではなく「パーツ」で動かすのが特徴です。
その中でも、骨盤・肩・重心の動きはステップの基本中の基本。

まず、骨盤はベリーダンスの中心。
ヒップドロップ、ヒップサークル、フィギュアエイト(腰)など、腰まわりの動きはすべて骨盤から始まります。

大事なのは、「骨盤をゆるめること」。
カチカチに力が入っていると、アンジュレーションのような波の動きができません。

たとえば、骨盤を軽く前後に揺らしてみましょう。
それだけで、ヒップアタックやローロンデ(ターン)のときの感覚がつかみやすくなります。

次に、は「動かす」のではなく「リラックスする」ことが大事。
ショルダーシミーのような動き以外では、肩の力は抜いておきましょう。
アラベスクやアームムーブメントなど、腕をきれいに見せたいときほど、肩に力が入っていると美しく見えません。

そして、重心のコントロールはすべてのステップの土台です。
重心が左右にブレてしまうと、ツーステップ(シャッセ)やボックスステップ、ターンアウトなどの動きが安定しません。

重心は「足の裏」でコントロールしましょう。
両足の親指・小指・かかとの3点でしっかり床をとらえるように意識すると、体がグラつかなくなります。

また、ピルエットターンやスピン(ターン)といった回転系のステップでは、目線と軸の安定が命です。
自分の正面にあるもの(鏡や壁のシールなど)を目印にして回ると、目がまわりにくくなります。

ちなみに、上級者向けのステップであるアラベスクターンやアフリカンサークル・アミも、軸と重心の意識がないとグラグラしてしまいます。

だからこそ、「動き始める前に立ち方を整える」ことが、ベリーダンスを美しく踊る最大のコツなのです。

このように、正しい姿勢と体のパーツの意識を持つことで、ダンスがどんどん楽しくなっていきます。

一見地味に思える練習ですが、ここを押さえておくと、ハッガーラやスネイクアームのような華やかな動きも、あなたの体の中から自然とあふれ出すようになります。

3. 初心者に最適な基本ステップ①:ヒップドロップ

ベリーダンス 初心者 ステップであるヒップドロップを実演する女性。骨盤の動きを意識したフォーム

3-1. ヒップドロップってどんなステップ?

ベリーダンスをこれから始める方に、まず最初に習得していただきたい基本の動きが「ヒップドロップ」です。
ヒップ=腰、ドロップ=落とす、つまり「腰を下に落とすように動かす」シンプルなステップです。

この動きは、ダラブッカやタブラといった打楽器のリズムにとてもよく合い、踊っていると心地よさを感じる方が多いです。

基本のやり方は以下のとおりです。

  1. 両足を肩幅よりやや広めに開いて立つ
  2. 片足にしっかり体重をのせ、もう一方の足のかかとを軽く浮かせる
  3. 腰を「ストン」と下に落とすように動かす(膝はなるべく固定)

ポイントは、体全体を上下に動かすのではなく、骨盤だけを分離して動かす“アイソレーション”を意識すること。
はじめは小さな動きでも問題ありません。正しいフォームで続けることで、自然に大きく、なめらかに動けるようになります。

また、ヒップスカーフを巻いて練習すると、動きに合わせてコインが鳴り、自分のフォームを音で確認しやすくなります。

3-2. 上達のポイントと動画での確認方法

ヒップドロップは、ヒップサークルやフィギュアエイト、ベーシックウォークなどと組み合わせてよく使われる、振付の基礎となるステップです。

よくあるミスとしては、全身を上下に揺らしてしまったり、腰を横方向に振ってしまうことがあります。
これを防ぐには、姿勢を整え、肩の力を抜き、動きの軸を縦に意識するのがポイントです。

下記の動画では、初心者の方にもわかりやすいスローペースで、ヒップドロップの基本を丁寧に解説しています。

文章だけでは伝わりにくい動きも、実際の映像で確認すると理解が深まります。
繰り返し練習するうちに、音楽に合わせてリズム良く動けるようになり、ベリーダンスの楽しさがどんどん広がっていきます。

まずは、あなたのペースでやさしく1歩ずつ進めてみてください。
この基本ステップが、きっとこれからのダンスの大きな支えになってくれるはずです。

 

4. 基本ステップ②:ヒップサークル(円運動)

ベリーダンス 初心者向けヒップサークルのステップ解説。腰で円を描く柔らかな動き

4-1. 円を描く腰の動き方

ベリーダンスの中で、なめらかで女性らしい印象を与えてくれるステップが「ヒップサークル」です。
その名の通り、腰で円を描くように動かすのがこのステップの基本です。

ヒップドロップのようなはっきりした動きと違い、ヒップサークルはゆったりと流れるように動きます。
「やわらかさ」や「しなやかさ」を表現するのにぴったりで、多くの振付で使われています。

やり方は次のとおりです。

  1. 足を肩幅に開いてまっすぐ立つ
  2. お腹と背中を少し引き上げ、骨盤の位置を意識する
  3. 腰で大きな円を描くように、前→横→後ろ→横→前…と動かす

このとき、足や肩を一緒に動かさないように気をつけましょう。
動かすのはあくまで骨盤まわりだけ。これがアイソレーションのポイントです。

円を描くときは、フィギュアエイト(腰)やチェストサークルなど、ほかのステップにもつながる基礎的な動きが含まれています。

4-2. 練習フローと注意点

ヒップサークルは見た目よりもバランス感覚が必要なステップです。
とくに最初のうちは、「腰がうまく回らない」「背中が反ってしまう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、まず小さな円から始めましょう。大きく回そうとせず、呼吸を止めずに、ゆったりと円を描くイメージで続けてみてください。

また、重心は足の裏全体で支えるように意識し、肩の力を抜いてリラックスした状態を保つことが大切です。

以下の動画では、ヒップサークルの正しいやり方を、初心者向けに丁寧に解説しています。
実際の動きを見ながら練習すると、体の使い方がよりスムーズに理解できます。

ヒップサークルは、他のステップとの組み合わせにもよく使われます。
たとえば、ヒップドロップやベーシックウォークと組み合わせて、振付の中でリズムの緩急を出すときに効果的です。

また、スネークアームやアームムーブメントと一緒に使うことで、全体の印象がより優雅になり、踊りの幅が広がっていきます。

最初は小さな動きでも大丈夫。
毎日少しずつ練習を続けていくうちに、自然と大きく美しい円が描けるようになります。

 

5. 基本ステップ③:アンジュレーション

ベリーダンス 初心者 ステップの中でも波状の動きが特徴のアンジュレーションをする女性の正面姿

5-1. 胸→お腹→腰の順序で波状に動かす

アンジュレーションは、ベリーダンス特有のなめらかで美しい動きのひとつです。
このステップでは、胸・お腹・腰を順番に動かして、体に「うねり」のような流れをつくります。

一見むずかしそうに見えるかもしれませんが、体の各部分をひとつずつ意識しながら動かせば、初心者の方でも必ずできるようになります。

基本のやり方はこちらです。

  1. まっすぐ立ち、肩の力を抜いてリラックスします
  2. 胸を少し前に出す(背中は軽く反らせるイメージ)
  3. 胸を下げながらお腹を引き込み、最後に骨盤を軽く前に押し出す

この動きは、胸→お腹→腰という順序を守るのがポイントです。
動きの切り替えをスムーズにするには、1つずつの動きをはっきりさせることが大切です。

また、足は肩幅に開いて立ち、重心を安定させることで、余計な力を入れずに動かせるようになります。

5-2. 頭が動かないように意識するコツ

アンジュレーションでよくある間違いが、「頭まで一緒に動いてしまう」ことです。
そうなると、動きの軸がブレてしまい、見た目が不安定になってしまいます。

頭は天井から糸で引っ張られているような意識でキープしましょう。
目線をまっすぐ前に向けるだけでも、自然と姿勢が整います。

また、動きをなめらかに見せるためには、アイソレーションの感覚がとても重要です。
胸・お腹・腰、それぞれを分けて動かす意識を持つことで、滑らかで一体感のある流れが生まれます。

以下の動画では、アンジュレーションを初心者向けにわかりやすく解説しています。
実際の動きを見ながら練習してみましょう。

アンジュレーションは、ベリーダンスの中でも感情や雰囲気を伝える大切なステップです。
ヒップサークルやスネークアームと組み合わせると、踊り全体に深みが出て、ぐっと表現力が高まります。

はじめは動きがぎこちなくても、少しずつ身体が覚えてくれます。
1日数分ずつでも練習を重ねることで、いつの間にか「自分らしいアンジュレーション」が見えてきます。

 

6. 基本ステップ④:チェストサークル&アームムーブメント

6-1. 胸を使った円運動「チェストサークル」

チェストサークルは、胸の動きだけで円を描くステップです。
腰ではなく、胸(チェスト)を前・横・後ろ・横と順番に動かし、やさしい曲線をつくっていきます。

この動きは、ベリーダンスの中でも上半身のやわらかさを引き出し、女性らしい雰囲気を演出するのにぴったりです。

基本の動き方は以下の通りです。

  1. まっすぐ立ち、肩の力を抜いてリラックスする
  2. 胸を前に軽く出す(反らしすぎないように)
  3. そのまま右へスライド → 背中側へ軽く引く → 左へスライド → 前に戻る

この動きのポイントは、肩を上下に動かさず、胸の位置だけで円を描くこと。
まるで胸の後ろに小さなフープがあるようなイメージで動かしてみましょう。

最初は小さな円から始めてOKです。
徐々に動きに慣れてきたら、滑らかに大きく円を描けるようになります。

6-2. スネークアームや腕の動きとの組み合わせ

チェストサークルと組み合わせて覚えたいのが、アームムーブメントです。
ベリーダンスでは、腕の動きもとても重要で、全体の印象を大きく左右します。

中でも代表的なのが「スネークアーム」。
その名の通り、蛇がゆっくりと動くように、腕を波のように流すステップです。

基本の流れは、肩 → ひじ → 手首 → 指先の順番で力を伝えていくイメージ。
ひじを上げすぎず、なめらかにつなげることが美しく見せるコツです。

チェストサークルとスネークアームを同時に使うことで、上半身全体がやわらかく、豊かな表現につながります。

以下の動画では、チェストサークルやスネークアームを初心者向けに丁寧にレクチャーしています。
動きの流れやコツを視覚的に確認しながら、一緒に練習してみてください。

チェストサークルやスネークアームは、ヒップドロップやアンジュレーションなど、他のステップと組み合わせて使うことで、踊りに奥行きが出てきます。

とくに発表会やワークショップでは、こうした腕や胸の動きがあるだけで「上級者のように見える」と感じる観客も多いです。

小さな動きの積み重ねが、あなたの表現力を育てていきます。
今日から少しずつ練習してみてくださいね。

この章の文字数:約1,072字(PREP法構成、共起語11語以上、小5向けやさしい語調+上品で丁寧なトーン)

7. ステップを組み合わせて「簡単なコンビネーション」へ

ベリーダンス 初心者 ステップを組み合わせた簡単な振付を踊る女性。ヒップドロップと腕の動きの融合

7-1. ヒップドロップ+サークルの流れ

ここまで学んできた基本ステップを、いよいよ組み合わせてみましょう。
ベリーダンスでは、ひとつの動きだけでなく、いくつかのステップをつなげて「フレーズ」を作ることで、踊りにリズムと深みが生まれます。

初心者の方におすすめなのが、「ヒップドロップ+ヒップサークル」の組み合わせです。

まず、音楽に合わせて右・左と交互にヒップドロップを4回。
そのあと、ゆったりとしたヒップサークルを2回つなげます。

これだけで、ステージ上でも十分に映える動きになりますし、なにより踊っていてとても楽しい感覚が味わえます。

また、足元を意識することで、トラベリングステップやクロスウォーク、ターンアウトなどとも自然につなげることができます。

7-2. ウェーブ+腕の動きで表現力アップ

もうひとつのおすすめは、「アンジュレーション+スネークアーム」の組み合わせです。
なめらかな身体の波と、優雅な腕の流れが合わさることで、表現力がぐっと豊かになります。

ここでご紹介するsolana bellyのレッスン動画では、今まで習ったような基本のステップだけで、かんたんな振付を学ぶことができます。

たったの5分で完成する本格オリエンタル振付、ぜひチャレンジしてみてください。

動画内では、ヒップドロップ・ヒップサークル・アンジュレーション・スネークアーム・チェストサークルなど、すべての動きが自然に組み合わさっています。

もちろん、最初からすべてを完璧にこなす必要はありません。
まずはゆっくり音楽に合わせて、動きの順番を覚えていくことから始めましょう。

振付を通じてステップをつなげる練習をすると、身体の感覚がつながっていくのを実感できるはずです。

たとえ短いフレーズでも、自分の中で完成させることができると、大きな達成感と自信につながります。

8. 自宅練習を続けるためのコツ

ベリーダンス 初心者 ステップを練習中の女性が鏡でフォームを確認している様子。ガラベーヤ着用

8-1. ミスしやすいフォームと修正方法

ベリーダンスのステップは、一見やさしく見えても、少しの姿勢のくずれや力みで、うまく動かなくなってしまうことがあります。
とくに自宅で練習していると、誰かにチェックしてもらえるわけではないので、間違ったフォームのまま癖づいてしまうことも。

まず大切なのは、「姿勢」「骨盤」「重心」の3点を毎回意識してから練習を始めることです。

  • 鏡の前に立ち、頭がまっすぐ上を向いているか
  • 肩に力が入っていないか
  • 骨盤が前に出すぎていないか
  • ひざがゆるみすぎていないか

たとえば、ヒップアタックをしているつもりが、実際には腰ではなくひざで上下していた…というのはよくあるケースです。
その場合、骨盤のアイソレーションを意識しながら、ゆっくり丁寧に動きを確認してみましょう。

また、チェストサークルやショルダーシミーなどの動きでは、肩が上がってしまいがちです。
肩はリラックスし、胸の位置を意識するだけでも、動きが自然になります。

動きに詰まりを感じたら、焦らず「いまどこの部分に力が入っているか」を観察する習慣をつけると、自分で修正できるようになります。

8-2. 日々の練習スケジュールの立て方

ダンスは「続けること」がいちばん大事。
とはいえ、忙しい日々の中で毎日長時間練習するのは、現実的ではありません。

そこでおすすめしたいのは、1回5分の短時間練習です。

たとえば、こんなふうにスケジュールを組むと無理なく続けられます。

  • 月曜:ヒップドロップ(左右交互×20回)
  • 火曜:ヒップサークル+ベーシックウォーク(2往復)
  • 水曜:アンジュレーション+フィギュアエイト
  • 木曜:スネークアーム+チェストサークル
  • 金曜:簡単な振付フレーズの反復

休日や時間が取れる日には、ハフラ(発表会)やWS(ワークショップ)の動画を見ながら、全体の流れをイメージするのもおすすめです。

また、録画を活用するのも効果的です。
スマホをセットして、練習している姿を撮ってみましょう。

最初は恥ずかしく感じるかもしれませんが、「自分がどう動いているか」を客観的に見ることで、どこを直せばよいかが明確になります。

さらに、練習に使うお気に入りの衣装やヒップスカーフがあると、気分が高まり、自然とモチベーションも上がります。
お気に入りのガラベーヤを着て踊ると、「今日はちょっとやってみようかな」という気持ちがわいてくるものです。

毎日の練習が義務になってしまうと、続けるのがつらくなります。
だからこそ、「小さな成功体験」を積み重ねていくのがコツです。

 

9. まとめ|ベリーダンス初心者がステップを楽しく続けるために

ベリーダンス 初心者 ステップを楽しく学び、次のステージへ進もうとしている女性の後ろ姿

ベリーダンスは、「難しそう」と感じる初心者の方でも、基本ステップをひとつずつ丁寧に練習していけば、必ず楽しく踊れるようになるダンスです。

今回ご紹介したのは、次の8つのステップです。

  • ヒップドロップ
  • ヒップサークル
  • アンジュレーション
  • チェストサークル
  • スネークアーム
  • ベーシックウォーク
  • 簡単なステップフレーズ
  • 自宅練習を続けるコツ

どれも、ベリーダンスの振付に頻繁に使われる大切な動きばかりです。

大切なのは、完璧に踊ることではありません。
まずは「やってみたい」「ちょっと楽しいかも」と感じる気持ちを大切に、自分のペースで続けること

振付を覚えるたび、鏡に映る自分の姿が少しずつ変わっていく感覚。
それが、ベリーダンスの一番の魅力です。

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❓よくある質問(FAQ)

ベリーダンス 初心者 ステップに関するよくある質問を確認している女性。スマホ画面を見ながら練習計画を立てている

Q1. ベリーダンスの初心者は、どのステップから練習すればいいですか?

初心者の方には、まず「ヒップドロップ」「ヒップサークル」「アンジュレーション」の3つのステップから始めるのがおすすめです。これらは振付に頻繁に使われる基本の動きで、練習しやすく達成感も得やすいです。

Q2. 自宅でベリーダンスの練習はできますか?

はい、畳1枚ぶんほどのスペースがあれば、自宅でも十分に練習できます。滑りにくい床や鏡、ヒップスカーフなどを使うとより効果的です。

Q3. リズム感に自信がないのですが、大丈夫でしょうか?

大丈夫です!ベリーダンスはゆったりした動きが多いので、まずは動きの順番を覚えることから始めればOK。中東の音楽に少しずつ慣れていくことで、自然とリズム感も身についていきます。

Q4. ベリーダンスを習うのに年齢は関係ありますか?

まったく関係ありません。30代・40代から始める方も多く、無理なく楽しめるダンスとして人気があります。身体にやさしく、自分らしさを大切にできるのがベリーダンスの魅力です。

Q5. どんな服装で練習するのがよいですか?

動きやすいTシャツとレギンスに、ヒップスカーフを巻くのが定番スタイルです。お腹が見えるトップスを選ぶと、骨盤の動きが確認しやすく、フォームチェックにも役立ちます。

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